Edward Crutchleyとは
・ブランドの概要
2015年にスタートしたイギリス・ロンドンのファッションブランド。
2015年にロンドンコレクションにて、「FASHION EAST」で自身の名前を冠したブランド「Edward Crutchley(エドワード クラッチリー)」でメンズウェアを発表しました。
2019年に「インターナショナルウールマークプライズ(IWP)」のメンズウェア&イノベーションアワードを受賞しました。ウールマークプライズの受賞者には新進気鋭の若手デザイナーが多いので毎年チェックしてほしいと思います。
・デザイナー
デザイナーは、Edward Crutchley(エドワード クラッチリー)。イングランドの北部出身。
セントラルセントマーチンズのウィメンズウェアデザイン科に卒業後、13年間「LOUIS VUITTON(ルイ ヴィトン)」で働きました。
ブランドを立ち上げる前にも、Kanye West(カニエ・ウエスト)やClare Waight Keller(クレア・ワイト・ケラー)とコラボレーションをおこなっています。なのでデビューまもなくから注目度が高かったようです。
Edward Crutchleyの特徴
・ブランドの特徴
世界中の職人の繊維技術に関する知識を用いて、現代的な独自のラグジュアリーを提案しています。
素材使いに関する知識が圧巻で、それによって現代的で新しい高級感を生み出しています。世界中の各国の文化にむすびついた素材を知ることで、それを現代の洋服に落とし込んでいます。
セントマーチンズでウィメンズデザインを学んでいましたが、メンズウェアをメインに発表していて、既存のメンズウェアとはまた異なる雰囲気をもっています。
・シルク100%
このシャツとショートパンツは、シルク100%で作られていますが、シルクでこの総柄を出すのは非常に高い技術がないと実現しません。
一般的にシルクではプリントがつぶれたり、かすれたりしやすいです。なのに、この細かい柄を実現しているのはとてもすごいです。エドワードクラッチリーの総柄シャツは他ブランドを凌駕するほどハイクオリティーとなっています。僕自身も欲しいと思っているのですが、10万弱するのでなかなか手を出しずらいです。
・コレクション
-2020年春夏
80年代から90年代初期にかけてのブルジョア的なイギリス、1969年のイケアの広告から着想を得たコレクションを発表しました。
華やかでありながらも落ち着いたコレクションを展開していて、既に貫禄を感じ取ることができます。
・日本での取り扱い
日本での取り扱いは、2019年2月現在は京都のセレクトショップ「lloomm」のみとなっています。
取り扱い店舗は、世界でも5か所のセレクトショップとウェブストアのFARFETCHのみとなっています。広く展開するというよりは良いセレクトショップのみに取り扱ってもらうという方針をとっているようです。
出典
- https://www.gq-magazine.co.uk/
- https://www.fashionsnap.com/
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