Re:quaL≡(リコール)とは/ブランドの特徴・評判

Re:quaL≡(リコール)とは

・ブランドの概要

Re:quaL≡(リコール)は、2016年にスタートしたファッションブランドです。ユニセックスでの展開となっています。男性と女性のそれぞれのセクシャリティが混在するような服作りをされています。

僕個人的には、もっと話題になってもいいのではと思うほど、面白い発想をしたブランドだと思います。

・ブランドの経歴

Re:quaL≡(リコール)は、2016年にスタートしました。

若手デザイナーの登竜門である「第33回イエール国際モードフェスティバル」のファッション部門においてセミファイナリストに選出されました。

・デザイナー

Re:quaL≡(リコール)のデザイナーは、土居哲也(Tetsuya Doi)

1993年、岡山出身。

ロックバンド「Janne Da Arc(ジャンヌダルク)」のヴォーカルであるyasuへのあこがれからファッションの道に進みました。

yasuさんから受けた影響は土居さんにとって非常に大きいようです。

東京モード学園とcoconogacco(ここのがっこう)をダブルスクール。卒業後、文化ファッション大学院大学

そして友人とともにファッションブランド「Re:quaL≡(リコール)」立ち上げました。

Re:quaL≡(リコール)の特徴

・ブランドの由来

ブランド名は、「Re:(時の単位)」「equal(常に等しく)」を組み合わせたものです。

深い意味はなく、まだ言葉になっていないことやものを表現したいという思いから自然にこのブランド名に行き着いたそうです。

・デザインの特徴

まだ発見されたことのない本当の美しさを表現し、時代に対する違和感と、他者とズレた負の感情と失敗がつくる不美を兼ね備えた中間性をデザインに落とし込んでいます。

大胆な布使いから生まれる革新的なシルエットが最大の特徴です。

再構築や脱構築などの言葉を当てはめることができるといえばできますが、今までにあったような洋服の崩し方とはまた異なる画期的なパターンやカッティングをしています。

・コレクション

-2019年秋冬

シーズンテーマは「POLOMANI」。イエール国際モード&写真フェスティバルでファッション部門の審査員特別賞を受賞しました。

アルマーニ風のスーツやラルフローレン風のプレッピースタイルなど、クラシックなスタイルをアイロニカルに昇華したクリエーションで注目されました。ディテールの異常なまでの積み重ねが面白く、洋服をカラフルでユーモラスに脱構築していました。

-2019年春夏

2019年春夏のシーズンテーマは「Re shape at boot」。

何通りにも着用可能なジャケットやトップス、ボトムスで、シルエットが変化するのが魅力的でした。

身体の新しい姿と形、市場にありふれた日常着を主題とし、テーラードをさらに立体化しました。

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