GmbH(ゲーエムベーハー)の経歴・歴史
ブランドの概要
(出典:https://www.fashionsnap.com/collection/gmbh/2018-19aw/)
GmbH(ゲーエムベーハー)は、2016年に設立されたファッションブランド。
ドイツのベルリンを拠点に活動しています。
デザイナーについて
(出典:https://www.nytimes.com/)
ファッションフォトグラファーのBenjamin Alexander HusebyとメンズウェアデザイナーのSerhat Isikを中心に、ベルリンのクラブのダンスフロアで出会った10人余りの友人でスタートしました。
Benjamin Alexander Huseby(ベンジャミン・アレクサンダー・ヒュズビー)は写真家として活躍していました。
1978年、ノルウェー・オスロ郊外出身。ロンドンのチェルシー美術大学で学び、Daze&Confusedでファッション画を始めました。
Serhat Isik(セルハト・イシック)はメンズウェアデザイナーとして活動しています。「KAPPA KONTROLL」のデザイナーとしても活躍しています。
ブランドの経歴・歴史
2016-17年秋冬にファーストコレクションを発表。
2018年にLVMH賞にもノミネートされました。
GmbH(ゲーエムベーハー)の特徴・評判
ブランド名の由来
(https://gr8.jp/blog/14116/)
ブランド名は、ドイツ語で「会社」を指す言葉で、英語の「INC.」や「LTD.」と同じように使われます。
ブランドの構想時に出来るだけ多くの人達にブランドに参加して欲しいと考えていました。ブランド名にも、個人ではなくグループを指すような言葉を使いたかったみたいです。
また、会社という言葉はジェンダーレスに使用することができることも理由の1つだそうです。
ブランドの特徴
(http://gmbhgmbh.eu/02_ss2018/)
ベルリンの文化的多様性を表現したジェンダーレスなストリートウェアやワークウェア、スポーツウェアをベースにアイテムを展開しています。
また、ベルリンのクラブファッションからもインスピレーションを受けています。
デッドストック素材やリサイクル素材を用いることで、 エシカルなファッションの在り方も提案しています。
デッドストックの使用
(http://gmbhgmbh.eu/)
デッドストック素材を多く使っています。
ブランドを始めた当初、十分な資金を持ち合わせていなくて、誰も使わないデットストックをファブリックとして採用しました。
ユニークな素材も十分に見付けられ、以前からサステイナブル(持続可能であること)なファッションの在り方に興味を持っていたそうです。
まるでファッションの墓場を歩きながら、過剰生産の末路を見ているような興味深い体験をしたそうです。
ブランドの評価・評判
(http://gmbhgmbh.eu/collection_01_aw2017/)
そして今ではブランドのデザインを特徴づけるようになりました。環境への優しさを本当に考えているブランドだと思います。
サステイナブル(環境の持続可能性)というのはここ最近ファッション業界でも注目のテーマの1つです。
そこを考慮しつつデザイン性を求めるのはおそらく難しいのですが、このブランドでは上手くできているのではないかと思います。
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