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Yohji Yamamoto(ヨウジ ヤマモト)とは
・ブランドの概要
Yohji Yamamoto(ヨウジ ヤマモト)は、1972年に山本耀司が設立したファッションブランドです。
日本を代表するファッションブランドの1つで昔からファンの多いメゾンとして知られています。
現在は、様々なラインを持ち、幅広い層に向けたブランドとなっています。
今回は、近年のヨウジヤマモトについて書いていこうと思います。1ページ目では基本的な解説、2ページ目では「近年のヨウジヤマモト」について書いています。
・ブランドの経歴
1972年、「Y’s(ワイズ)」を設立し、1976年、青山に初の直営店オープン。
1977年、東京コレクションにデビュー。
1981年、パリコレクションで当時、反抗を意味する色としてタブーとされていた色である黒を前面に押し出したショーを発表しました。
1981年のパリコレで「黒の衝撃」と言わしめ、モード界の改革をもたらしたことを始め、アシメトリックなカッティングや、身体と服の間に空気をはらむようなゆったりとしたシルエットは、ファッションの常識を覆しました。
賛否両論でしたが、時代に流されない反骨精神モード業界に革命をもたらしました。
2009年、株式会社ヨウジヤマモトは実質倒産。投資会社インテグラルに事業を譲渡し、チーフデザイナーを山本耀司が務める、という形で早期の再生を図りました。
現在が山本耀司は監修という感じで、主にデザインはデザインチームで行っているようです。
・山本耀司
Yohji Yamamoto(ヨウジ ヤマモト)の創業者は、山本耀司さん。
1943年東京出身。慶応義塾大学法学部と文化服装学院を卒業しました。
1972年に株式会社Y’sを設立しました。
長女の山本里美も自身のブランド「LIMI feu(リミフゥ)」のデザイナーとして活動しています。
Yohji Yamamoto(ヨウジ ヤマモト)の特徴
・ブランドコンセプト
山本耀司の服作りの哲学には、既成概念の破壊、反骨精神、脱構築といったものが貫かれています。
モードな軸は決してぶれることなく、大胆で少し暴力的、ヤクザのような骨太な雰囲気を醸し出す持つデザインが特徴的です。
着る人によって全く違う雰囲気や表情といった「味わい」を見せるデザインでもあるところが魅力的です。
・ブランドの特徴
メンズライン「Yohji Yamamoto Pour Homme(ヨウジヤマモト プールオム)」、ウィメンズライン「Yohji Yamamoto Femme(ヨウジヤマモト ファム)」が現在のヨウジヤマモトのメインラインとなっています。
最もヨウジヤマモトという世界観がデザインに昇華されているラインで、熱狂的なファンを作り続けています。
ヨウジヤマモトは、素材感でみせるレイヤードやドレーピングで見せる独自のスタイルは、ファッションの美意識を書きかえました。
また、伝統的な男性服のスタイルを女性服にとり入れるなど、ジェンダーの固定観念が打破したと評されています。
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