Y.O.N.(ワイオーエヌ)とは
・ブランドの概要
Y.O.N.(ワイオーエヌ)は、2013年に設立されたメンズファッションブランドです。
2017-18年秋冬に現在のブランド名に変更されて、現在のブランド名になりました。現在は、ユニセックスでも展開となっています。
・ブランドの経歴
2013年に「Catchball&Sons(キャッチボールアンドサンズ)」を設立しました。
そして2013-14年秋冬からコレクションの発表を開始しました。
ブランドの方向性とブランド名の相違から、2017-18年秋冬からブランド名を「Y.O.N.(ワイオーエヌ)」に変更しました。
ブランド名の変更に伴い、直営店である「STORE CATCHBALL&SONS(ストアキャッチボール&サンズ)」の店名を「WESTHILL’S MARKET(ウエストヒルズマーケット)」に変更し、リニューアルしました。
2017年に「Tokyo 新人デザイナーファッション大賞」のプロ部門を受賞しました。
TOKYO新人デザイナーファッション大賞とは
TOKYO新人デザイナーファッション大賞とは、1984年に株式会社オンワード樫山により創設された日本を代表するファッションアワード。
応募数世界最大級を誇る、学生を対象としたアマチュア部門に加え、すでにビジネスを展開しているデザイナーを対象としたプロ部門があります。
(引用元:https://facy.jp/)
・デザイナー
デザイナーを務めるのは、西岡遙(You Nishioka)。
文化服装学院のⅡ部服装科卒業。
Y.O.N.(ワイオーエヌ)の特徴・評判
・ブランド名の由来
ブランド名の「Y.O.N.」は、「YOUTH OBEY NEWEST(若者が新しいものを作り出す)」の略です。
2017年からこのブランド名に変更し、ブランド名にこのような意味を持たせているのは非常に面白いと思います。何か新しいものを生み出してやろうという想いを強く感じ取ることができます。
・ブランドコンセプト
ブランドコンセプトを「好きなものを好きな方法で」にして、制約の少ない状況下で自由にものつくりを行うことを目標にしています。
コンセプト通り、ミリタリーのテイストを加えたり、様々な素材使い、モダンなシルエットなど様々な相容れない要素を自由にミックスさせています。
・ブランドの評判
素材・生地などに非常にこだわりがみられるわりに価格は抑えられているので、そこがとてもいいです。
新しい何かを生み出そうと、デザイン性が優れています。高品質であることから大人が着ても違和感が出ないようになっています。
ブランド名改名後、少しずつ注目度を高めたり、様々なメディアに取り上げられているので今のうちに要チェックなブランドだと思います。
・コールドマーセ加工
ブランドの代名詞としてコールドマーセ加工が施されたアイテムがあげられます。
~コールドマーセ加工とは~
コールドマーセ加工とは、低温で苛性ソーダに通し、光沢やシャリ感、強度を出す加工のことです。
現在、この加工をできる工場はほとんどないため、非常に希少価値のある素材として知られています。
~STANDARD TROUSER~
それが用いられたアイテムとしてトラウザーズを展開しています。
光沢感が強く、ハリのあるウエポン素材を用いています。
左ポケットのジップには、イタリアのラッカーニ社のものを使用していたりしていて非常にこだわりの強い一点となっています。
・コレクション
-2019年春夏・19ss
シーズンテーマは、「jadid」。アラビア語で「新しい」を意味し、19世紀末にあった中央アジアでの改革運動において革新派を指す呼称としても使われていました。
Y.O.N.のテイストを用い、アジア地域で作成される伝統的なハンドプリントを施したファブリックや独創的なパーツを使用し、民族衣装のような仕立てをしました。
・取り扱い店舗
前身ブランド「Catchball&Sons」の直営店だった「Store Catchball&Sons」がリニューアルされたオープンした「Westhill’s Market」が直営店的立ち位置です。
東京・祐天寺にあります。
他には
- koko(石川・小松)
- Bricolage(宮城・仙台)
- PRANK STORE(福岡・天神)
などで取扱があります。
出典
- FASHIONSNAP.COM
- FASHION PRESS
- https://www.koko-online-store.com/
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