amok(アモク)の経歴・歴史
2015年に立ち上げられたメンズファッションブランド。
創業者は、大嶋祐輝(Yuki Oshima)。1986年、群馬県出身。東京モード学園卒業。
2008年に「MIHARA YASUHIRO(ミハラ ヤスヒロ)」でアシスタントパタンナーを務めました。2010年、「ANREALAGE(アンリアレイジ)」でチーフパタンナーに就任しました。
2017年、「Tokyo新人デザイナーファッション大賞」のプロ部門に入賞しました。
amok(アモク)の特徴・評判
(http://www.amok-tokyo.com/galleries/2018-aw-fake/)
ブランド名は、デザイナー自身の好きな言葉「暗黙知(あんもくち)」に由来しています。
「暗黙知」とは、「言葉にできない言葉や動き」「無意識の感覚」といった意味です。そのような服作りをしたいという想いが込められています。
(http://www.amok-tokyo.com/galleries/2016-ss-overlap/)
ブランドコンセプトは、「温故知新」。古きよきものを壊し、新しい技術などを用いて、人間の奥底の感情に響くような洋服のデザインを目指しています。
(https://www.fashion-press.net/collections/gallery/34439/592327)
古着好きだった大嶋氏が解体や再構築をする中で、古いものに新しい技術や加工をミックスさせてみたいという発想のもと制作しています。
(https://www.fashion-press.net/collections/gallery/45426/781957)
ディテールが面白いブランドで、毎シーズン、テーマに沿った形でデザインを考えて、それを刺繍、ドッキング、リメイクなどの様々なオリジナルの手法を用いて規格からはみ出した洋服を展開しています。
2015年秋冬
(出典:https://www.fashionsnap.com/collection/amok/2015-16aw/)
2015年に自身のブランドを立ち上げ、2015-16秋冬シーズンに、展示会でファーストコレクション「SCRATCH」を発表。
削ることで本当の姿が現れるスクラッチのように、重ねられたディテールの表面は形や柄を精密に削り出し、下には年代の違う形や柄の見え隠れするギミックを利かせたアイテムを展開しています。
2016年春夏
(出典:https://www.fashionsnap.com/collection/amok/2016ss/)
シーズンテーマは、「OVERLAP」。生地に接着させて描くボンディング加工や、生地を焼き切るレーザーカット加工、生地を削り風合いを出すスクラッチ加工などが特徴的です。
様々な加工で表現された柄を重ね合わせたオーバーラップが魅力的です。職人の技術を強く感じることができます。
2016年秋冬
(出典:https://www.fashionsnap.com/collection/amok/2016-17aw/)
シーズンテーマは、「MOLTING(脱皮する洋服)」。
amokの得意とするボンディングや3D刺繍、スクラッチ加工などを用いて、洋服が新しい姿を見せる途中のようなデザインが特徴的です。異素材、異加工を1つのアイテムのなかで同居するデザインが非常に面白いです。
芸能人の着用
眞栄田郷敦
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