【思春期帯びるデザイン】CHRISTIAN DADA(クリスチャンダダ)とは/ブランドの特徴

CHRISTIAN DADA(クリスチャンダダ)の経歴・歴史

基本情報

CHRISTIAN DADA

CHRISTIAN DADA(クリスチャンダダ)とは、2010年に森川マサノリ(Masanori Morikawa)が設立した日本のファッションブランド。

2011年秋冬より単独ランウェイ形式にてコレクションを発表。

2013年に原宿に直営店をオープン。2016年に南青山に移転しました。

デザイナー

CHRISTIAN DADA

CHRISTIAN DADA(クリスチャンダダ)の創業者・デザイナーの森川マサノリさんは、1984年、香川県生まれ。祖父が刺繍屋を営み、ファッションに興味を持ち始めたのが中学生の頃です。

高校生になってからは自分で服のリメイクを行ないました。高校卒業後は大阪の服飾専門学校に進み、その後イギリスへ渡ります。

パリコレにも参加していた「シャルル・アナスタス」でアシスタントとして活動。シャルル アナスタスより独立した後、友人とファッションブランド「LIVRAISON(リブレゾン)」を設立。

その後、2009年に同ブランドを脱退。2010年に自身のブランド「CHIRISTIAN DADA」をスタートさせました。

CHRISTIAN DADA

2011年にMTV AID JAPAN AWARDのレディーガガの衣装を務め、また2012年には世界ツアーの衣装を「アルマーニ」以外のデザイナーとして初めて選出されました。

2017年、「東京喰種 トーキョーグール」にて劇中に登場するマスクや衣装をデザイン。同年、クリスチャンダダ トウキョウがリニューアルオープン。

CHRISTIAN DADA(クリスチャンダダ)の特徴・評判

ブランド名の由来

CHRISTIAN DADA

「CHRISTIAN DADA(クリスチャンダダ)」の名前の由来は、「CHRISTIAN」という名前はユダヤ人の象徴的な名前で、ダダイムズには「破壊」という意味があり、世界にこのブランド名が出たときに皮肉っぽい名前だということからです。

ブランドコンセプト

CHRISTIAN DADA

CHRISTIAN DADA(クリスチャンダダ)のブランドのコンセプトは「アドレッセンス性を持ったプロダクトアウト」(アドレッセンス=思春期)。

単に服を「着る」というだけの概念にとらわれず、各個人のアイデンティティを1つのツールとして表現しています。

日常からインスピレーションを受けていて、自身の想いをデザインにのせています。

特徴・評判

CHRISTIAN DADA

CHRISTIAN DADA(クリスチャンダダ)では、ブラックをベースにエッジの効いたデザインが特徴的です。モードベースですが、ストリートやロックといったテイストも含み、個性的なスタイルが多いです。

ストリートやロックといったテイストをベースとして良い意味でまだ確固としたブランドのイメージはないと思います。毎シーズン、チャレンジが見えるコレクションを発表しています。

CHRISTIAN DADAのコレクション

2019年春夏

CHRISTIAN DADA

2018年6月にフランス・パリで発表されました。

CHRISTIAN DADA(クリスチャンダダ)の2019年春夏のシーズンテーマは「LAMENTS-From Close-range/Skyscapes」。アラーキーとコラボレーションしたシーズンで、アラーキーの作品である「LAMENTS空景/近景」をインスピレーション源としました。

CHRISTIAN DADA

白を基調としたアイテムが多く登場しました。白を基調としながら、汚れているようなデザイン、テーマに関連したデザインをしたものがコレクションの序盤を飾りました。

ウエスト周りの装飾も特徴的でした。ベルトとはまた違っていて、腰に巻くようなものを提案していて、コーディネートの幅を広げてくれる面白いアイテムだと思います。

2018-19年秋冬

CHRISTIAN DADA

2018年1月にパリで発表されました。

CHRISTIAN DADA(クリスチャンダダ)の2018年秋冬のシーズンテーマは、「SPIRAL(螺旋)」。「螺旋は上昇、下降を繰り返す円環である。この螺旋は、私にとって進化を表象する円環なのである」という映画監督のデヴィッド・リンチの言葉からインスピレーションを受けたシーズンでした。

CHRISTIAN DADA

「Kappa(カッパ)」とのコラボレーションでも話題になりました。

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