GIDDY UP(ギディーアップ)とは/ブランドの特徴・評判

GIDDY UP(ギディーアップ)の経歴・歴史

ブランドの概要

デザイナーの坂部三樹郎(Mikio Sakabe)「DMM.make」とコラボレーションし、スタートしたファッションブランド。

ブランドの経歴

2018年、2019年春夏のパリコレクションで、ランウェイ形式のファーストコレクションを発表しました。

坂部三樹郎

坂部三樹郎は、1976年生まれ。2002年にエスモードパリを卒業。その後、アントワープ王立美術アカデミーに進学。

2007年にパリコレクションに参加。自身のブランド「ミキオサカベ」を設立しました。

GIDDY UP(ギディーアップ)の特徴・評判

ブランド名の由来

GIDDY UP
(https://www.fashionsnap.com/collection/giddy-up/2019ss/)

ブランド名の「GIDDY UP」は、馬を走らせたりスピードアップさせるときに使う英語の慣用句。

ファッションの在り方を加速させた未来のモデルケースを探るために立ち上げられました。

坂部三樹郎×DMM

GIDDY UP
(https://www.fashionsnap.com/article/2018-04-25/giddy-up/)

坂部三樹郎がディレクターを務め、通常の洋服に加えて、「DMM.make」が提供する3Dプリンター技術で開発したシューズや小物などのアイテムを展開しています。

カジュアルさが重視されていて、テクノロジーをどのように日常着に落とし込むかに取り組まれています。

坂部三樹郎自身のブランド「ミキオサカベ」では日常を意識しない服作りを行っていましたが、ギディーアップでは非常にリアルなデザインを意識されています。

クリア目立つスニーカー

GIDDY UP
(https://www.fashionsnap.com/article/2018-04-25/giddy-up/)

3Dプリンターならではの立体感のあるクリアソールが特徴的なスニーカーなど技術力の高さがわかるアイテムが多数存在し、とても面白いです。

注目されているようにブランドとしてもフットウェアをシグネチャーアイテムとしてブランディングしているようです。

一部にアメリカの3Dプリンタが使用されていますが、だいたいは日本製です。使用する化学繊維やフットウェアに取り入れられていたホールガーメントは島製作所の技術が使われています。

ファッションテック

GIDDY UP
(https://www.fashionsnap.com/collection/giddy-up/2019ss/)

テクノロジーを利用したファッションアイテムの開発、物流システムの構築などを通し、ファッション界を活性化させることを「ファッション」と「テクノロジー」を組み合わせた造語、ファッションテックといいます。

ファッションテックを実現させていっている数少ないブランドです。坂部三樹郎さんとDMMのそれぞれの感性、知識、技術を生かして今までできなかったことを実現させています。

最大のメリット

3Dプリンタの最大のメリットは、小ロット生産が可能で、人それぞれに合わせて一点ものを作ることができることです。将来的にはコストの削減が実現できます。

クラウド化

デザインをクラウド化して様々なデザイナーの関わることのできるブランドを目指していくようです。このことによって、若手デザイナーの才能をいち早く見つけ出しやすくなると思います。

これからこういうブランドももしかすると増えてくるかもしれません。

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