MATTHEW ADAMS DOLAN(マシュー アダムズ ドーラン)とは/ブランドの特徴

MATTHEW ADAMS DOLANとは

・初めに

2018年にLVMHプライズを「doublet(ダブレット)」の井野将之さんが受賞したことは改めて考えるととても凄いことですよね。

もちろんLVMHプライズの受賞価値を考えてもそうなんですが、僕は他のファイナリストを抑えて受賞したことがすごいなと思いました。

A-COLD-WALL」のSamuel Rossや、「BOTTER」のRushemy BotterとLisi Herrebrugh、「Charles Jeffrey Loverboy」のCharles Jeffreyなどすでに世界的に人気なデザイナーがファイナリストにいたにも関わらずなんですよ。

けれどファイナリストに残ったすべてのブランドがどれも魅力的なんですよね。今回はそんなファイナリストの1人MATTHEW ADAMS DOLANについて紹介しようと思います。

404 NOT FOUND | うめのファッションブログ
ファッションブランドや服屋さん、芸能人の着用ブランドを紹介してます。

・ブランドの概要

MATTHEW ADAMS DOLAN

MATTHEW ADAMS DOLAN(マシュー アダムズ ドーラン)はニューヨークのファッションブランドです。

2015年春夏シーズンにパーソンズ美術大学での卒業コレクションとして発表したのをきっかけにスタートしました。

・デザイナー

MATTHEW ADAMS DOLAN

デザイナーは、Matthew Adams Dolan(マシュー・アダムズ・ドーラン)。1987年、マサチューセッツ州のデンバー出身。

後にオーストラリアのシドニーに移住。シドニー工科大学でファッションテキスタイルデザイン専攻ながら、国際学部とダブル専攻で卒業しました。

日本の田舎で高校生活を経験した後、スイスのローザンヌ大学でフランススイス文学と翻訳を学びつつも、母親が得意としていたアメリカの伝統手芸であるキルトや縫物に興味を抱いたそうです。

この興味がアメリカンスタイルへと進化し、自身の手掛けるデザインに落とし込まれたことがきっかけで、パーソンズ美術大学にてさらなる知識を得ることを決心し、2014年に卒業しました。

2018年の「CFDA VOGUE FASHION FUND」や「LVMHヤングファッションデザイナー」のファイナリストにも選出されました。

MATTHEW ADAMS DOLANの特徴

・ブランドの特徴

MATTHEW ADAMS DOLAN

アイテムはユニセックスでの展開。素材やスタイルから中性性を掲げ、特定な性を連想させないコレクションを発表しています。

古い文学やアメリカの伝統工芸にも幼いころから精通し、歴史に学ぶことからインスピレーションを得ています。常に本を読み、リサーチすることを欠かさないそうです。

・デニムへのこだわり

MATTHEW ADAMS DOLAN

デニムのもつ親しみやすさ、一般性、多様性にインスパイアされています。産業革命時代のワークウェアとして誕生し、20世紀半ばで一躍ファッションアイテムとして存在感を確立した後、90年代のポップカルチャーに欠かせない存在となったデニム。デニムのもつ、そのアメリカ文化における歴史的意義を反映しながらデニムの新しい形を提案しています。

既成概念を打ち破るニューシルエットを、「デニムを中心としたユニセックス感や絵フォートレスで、ビッグシルエットなムードを追求している」と語っていました。

・シルエット

MATTHEW ADAMS DOLAN

シルエットは、ビッグシルエットのものが多く、ストリートともモードとも捉えられるスタイルとなっています。

ビッグシルエットではありますが、おそらく今のオーバーサイズのトレンドが廃れても勢いは落ちないのかなと僕は思います。シルエットに関しては、大きいだけでなく、ユニークな形でもあるのでとても面白いです。

・ブランドの評判/評価

MATTHEW ADAMS DOLAN

アメリカの伝統的なプレッピーたスポーツウェアというものを再解釈し、このブランドにしかできない表現で提案しています。

若手デザイナーながら、リアーナやカニエ・ウェスト、レディーガガなどの著名人の着用で有名になってきています。

・日本での取り扱い店舗

  • Graphpaper(東京)
  • Hibiya Central Market Tokyo Midtown Hibiya(東京)

ECサイト・SNS


オンラインストア・通販


出典

  • https://www.wgsn.com/en/
  • http://www.faketokyo.com/
  • http://www.matthewadamsdolan.com/
タイトルとURLをコピーしました