A.P.C.(アーぺーセー)とは
・ブランドの概要
A.P.C.(アーぺーセー)とは、1986年に設立されたファッションブランド。
フランスのパリを拠点に活動しています。
・デザイナー
創業者は、デザイナーのジャン・トゥイトゥ(Jean Touitou)。
1951年、チュニジア生まれ。パリのソルボンヌ大学で言語学、歴史学を学び、その後1年間南米を放浪しました。
帰国後、「ケンゾー(KENZO)」に入社し、倉庫係からスタートしました。その後、「agnes b(アニエスベー)」で経歴を積みました。
1983年に「ケンゾー」でともに働いていた入江末男と「イリエ(IRIE)」を設立。
1986年からメンズブランドとして「A.P.C.」を設立。1988年、レディースラインをスタートされました。
・ブランドの経歴
1986年からスタート。
1988年、レディースラインをスタートされました。1994年からカタログ通販「V.P.C.」がスタート。
2012年、デザイナーのルイ・ウォンが手掛けるレザージャケットに特化したA.P.C.のサブブランド「Louis W.」が立ち上げました。
A.P.C.(アーぺーセー)の特徴
・ブランド名の由来
ブランド名は、「Atelier de Production et de Creation(生産と創造の工房)」の略。デザイナー自身の名前を服のデザインと関連付けしたくないことから来ています。
自身のネームバリューを上げてブランドの地位を高めていくのではなく、服自体のクオリティーによってブランドをあげていこうという想いは良いですよね。
・ブランドの特徴
ベーシックで、機能性のあるデザインが特徴的です。デザインの良さを前面にアピールするというよりは、着る人主体で、着る人の個性を引き出すことをメインにしているようです。
ワークウェアやミリタリーウェアをベースとして、最大限ミニマルに仕上げることで、シンプルだけどA.P.C.らしいデザインになります。
ここ最近ではベーシックに加えて、エレガントな要素を加わってきています。おしゃれな大人の行き着く先といえるようなブランドだということに拍車がかかっていると思います。
・ブランドの評判
時代によって変動してしまうトレンドや年齢を気にすることなく着ることができるのでカジュアルなスタイルを好んでいる方にはおすすめのブランドです。
価格帯も高すぎず、安すぎず、ちょうど良いラインなので、そのあたりも大人の男性が着やすいアイテムを展開していると思います。
・アイテム
-デニム
アイテムの中でも、デニムはリピーターも多くなっています。ニュートラルとオリジナル感が調和したデザインとなっており、程よい定番感が醸し出されています。
素材には綿100のストレッチが採用されていることも、機能性重視というブランドの想いが出ていると思います。また、原則日本製のものとなっています。
ウエストベルトのタグレスやヒップポケットのステッチレスなど、細かい配慮がなされているのも特徴となっています。
A.P.C.のジーンズは、下取りに出すことができます。
「バトラープログラム」といい、新しいジーンズを半額で購入することができます。引き取られたものは、バトラージーンズとして販売され、ユーズド加工のジーンズを求めている人に向けられます。
-ハーフムーンバッグ
A.P.C.の定番アイテムとして展開しているハーフムーンバッグ。半月のようなシルエットが特徴的なレザーバッグです。サイズ展開が増えてきた梨、バッグだけでなく財布などの展開もスタートし始めています。
・コレクション
-2019年秋冬
シーズンテーマは、「キッチン」。落ち着くや安らぎをもたらすキッチンのイメージをファッションに落とし込んで、リラクシングな雰囲気がありました。
スタイリストのスーザン・カラーと「BRAIN DEAD(ブレイン デッド)」とタッグを組んだアイテムも発表されました。
-2019年春夏
ブランドを一新しようとショー会場も変更されました。A.P.C.のベース的な部分はあまり変えずに小物などにより意外性のあるカラーをスタイリングに組み込んでいました。
・コラボレーション
-Kid Cudi
2019年春夏コレクションからスタートしたコラボレーション「A.P.C. INTERACTION(アーペーセー インタラクション)」。その第一弾ではラッパーのキッド・カディとのコラボレーションを発表しました。
芸能人の着用
小松菜奈
小松菜奈さんが衣装で着用されていたコートは、A.P.C.(アーペーセー)のアイテムでした。小松菜奈さんのその他の着用ブランドについては、こちらからご覧ください。
あいみょん
あいみょんさんが衣装で着用されていたロングTシャツは、A.P.C.(アーペーセー)のアイテムでした。あいみょんさんのその他の着用ブランドについては、こちらからご覧ください。
出典
- https://www.fashion-press.net/
- https://zozo.jp/
- https://www.fashionsnap.com/
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