Dilemma(ダイレマ)の経歴・歴史
ブランドの概要
(出典:https://www.fashionsnap.com/collection/dilemma/2019ss/)
2017年に設立されたファッションブランド。
クリエイティブディレクターは、杉山浩輝。ブランドマネージャーの高前翔太、経理のメンバーの三人が中心となってブランド運営を行っています。
メンバー全員が副業としてブランド運営を行っています。また服飾系の学校を出ていないので、型にはまらないブランド強化を行っています。
デザイナーの経歴
杉山浩輝は1991年、名古屋出身。小学生のころからストリートファッションに興味を持ち、大学は武蔵野美術大学。
知り合いであった「DUTS」というバンドがフジロックフェスティバル’17に出演することになり、その衣装を作ったことをきっかけにブランドを始めました。
普段は広告制作会社に勤務されています。
高前翔太は、普段は印刷会社に勤務されています。
イベント
2018年8月に、カプセルコレクション限定のTシャツをランダムに選定した都内のコインロッカー20か所に配置するという面白いイベントを開催しました。
TwitterとInstagramでコインロッカーの場所やパスワードなどの情報を公開し、指定の場所に直接言ってコインロッカーを開けるとアイテムを手に入れることができました。
Dilemma(ダイレマ)の特徴・評判
ブランド名の由来
(http://www.deedfashion.com/news/dilemma-2018ss-byparco/)
ブランド名はアメリカ英語では「ジレンマ」と呼びますが、響きの良さからイギリス訛りの「ダイレマ」になりました。
「何かと何かの間にあるものを表したい」という考えをもとにこのブランド名になりました。本業で会社員をやりつつ、副業としてブランドをしているという背景も含まれています。
ブランドコンセプト
(https://eyescream.jp/fashion/13045/)
時として周りの環境や常識、しきたりにより生まれてくる感情と、自発的に生まれてきた意志とが対極に存在することがある。
私たちは常に、このような意志と感情の間で揺れ動いている。
しかし、そんな狭間にある不安定な状態こそが最も美しいのではないだろうか。
「狭間にある美」をブランドコンセプトに、自らの世界観をニュートラルな視点で表現する。
Dilemma 公式サイトより引用
独特なアプローチ
(https://weare.sitateru.com/inspiration/dilemma/)
シーズン毎にテーマを設定し、ルックだけでなく、オリジナルのストーリーをイラストやコミックでも表現しています。
毎回、有名な人でなく、無名アーティストに漫画の制作を依頼しています。同世代のアーティストの活動の場を広げられるということでも非常に面白い試みだと思います。
出来上がった漫画に出てくるグラフィックを洋服に落とし込むという、ストーリー先行型のもの作りもしています。
評価・評判
(https://mastered.jp/news/dilemma-2018aw-collection/)
フジロックやサマソニにも出演するバンドへの衣装提供など、音楽業界からも支持を集めています。
現在は主にオフィシャルサイトで予約、販売を受け付けています。
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