CRAIG GREEN(クレイグ グリーン)とは
・ブランドの概要
CRAIG GREEN(クレイグ グリーン)とはロンドンのファッションブランドです。
CRAIG GREEN(クレイグ グリーン)は、コレクションの話題性やモンクレールとのコラボレーションにより知名度をどんどんと高めています。
・デザイナー
デザイナーのクレイグ・グリーン(Craig Green)は、1986年ロンドンの北西部で育ちました。
親族の多くが貿易に携わり、家の中に材料や機材が置いてあり、いつもなにか作っていたそうです。
そしてセントラルセントマーチンズのマスターコースを卒業後、2012年に自身の名前を冠したブランド「Craig Green(クレイグ・グリーン)」を創業しました。
卒業コレクションは、「L’Oreal Professional Creative Award」受賞、「Design of the Year」ノミネートと素晴らしい成績を残しました。
・ブランドの経歴
CRAIG GREEN(クレイグ グリーン)は2012年にイギリス・ロンドンでスタートしました。
2012年にデザイン・ミュージアムズ・デザイナー・オブ・ザ・イヤーにノミネート。
2014年と2016年にはイギリスファッション協会より、メンズウェア部門の新人賞など受賞。
2017年には「モンクレール C(Moncler C)」というカプセルコレクションを発表しました。
「モンクレール クレイググリーン(Moncler Craig Green)」を発表。
・有名人の着用
-ジャスティン・ビーバー
-ビリー・アイリッシュ
-アリアナ・グランデ
CRAIG GREEN(クレイグ グリーン)の特徴
・ジェンダー観
CRAIG GREEN(クレイグ グリーン)では一応メンズファッションブランドとなっていますが、クレイグ・グリーンの考えでは女性に着てもらうことを非常に歓迎しています。なのでメンズウェアですが、中性的なデザインが多いです。
・ブランドコンセプト
CRAIG GREEN(クレイグ グリーン)では、ユニフォームと実用的なもの、昨日と感情、制約と自由といったブランドコンセプトを持っています。特にユニフォーム・ワークウェアはブランドの代名詞ともいえます。
・デザインの特徴
-コレクションライン
CRAIG GREEN(クレイグ グリーン)のデザインはとても衝撃的なものばかり。彼のショーの多くは、普段、隠され、抑えられているような感情を表現しています。
洋服というよりもアートよりという印象です。実験的、造形的、彫刻的な要素をデザインに取り入れるのがクレイググリーンの特徴です。
毎シーズンのインスピレーションは非常に身近なものが多いです。デザイナー自身の周りにあるものメインで、時にはファッションとの関連性が一見低そうなものもインスピレーション源としています。そのインスピレーション源の幅も非常に広く、毎シーズン何がアイデアとなったのかを調べてみるのも面白いと思います。
そこから、それらを組み合わせたりして、複雑で理解が難しいデザインを生み出しています。洋服という枠を気にしないクリエーションにより評価を高めています。
CRAIG GREEN(クレイグ グリーン)のセントマーチンズ卒業コレクションを見てみると現在よりもさらに理解しがたいデザインがみられます。グリーンのアーティスティックな面と洋服としての機能のバランスのとり方の変容も見ていて面白いので調べてみてください。
-コアコレクション
CRAIG GREEN(クレイグ グリーン)の、ランウェイで発表する服と並行して公開されるコレクションです。コア コレクションには、「ノーマル」を極めたアイテムを展開しています。
特に、「制服」というところに迫って制作されています。
コレクションラインにおいてもワークウェアというものをベースとしています。基本的なシルエットなどはワークそのもので、今もその傾向があります。クレイググリーンではステータスに対するあからさまなあこがれよりも、コミュニティや庶民という概念をハイファッションに持ち込むということに重点を置いています。
・コレクション
-2020年春夏
CRAIG GREEN(クレイグ グリーン)の2020年春夏コレクションでは、アラビアをテーマにしていました。デザイナー自身が中東を旅した時に、エジプトの壁画やミイラ作りのために解剖の手ほどきを指南する人体解剖図、メキシカンマーケットで見かけた「パペルピカド」と呼ばれる祭りのときに街中で飾られる切り絵の旗などから着想を得たそうです。
また、ADIDAS ORIGINALS(アディダス・オリジナルス)とのコラボレーションシューズも発表。小さな突起のあるソールと色のコントラストが特徴のカラフルなデザインで、ルックの色とリンクしたスタイリングを提案。
-2019年秋冬
CRAIG GREEN(クレイグ グリーン)の2019年秋冬コレクションは、現代の男性がもつ感情について焦点を当てたシーズンでした。「ガラスでできた男性、それと壊れやすさについて考えたことから。感情は弱みではない。強さでもない。」といったアイデアをデザインに落とし込まれました。
CRAIG GREENの代名詞でもあるワークウェアをベースにしたアイテムや、ネオンカラーのビニール袋が使われたアイテムなどが特徴的でした。
-2019年春夏
CRAIG GREEN(クレイグ グリーン)の2019年春夏コレクションで僕はこのブランドを知りました。
無数のハトメからひもが垂れ下がり、それを結んだり、解いたり、別の場所に引っ掛けたりすることでフォームを自在に変えたりしていました。
・コラボレーション
-MONCLER
モンクレールによる気鋭デザイナーとコラボレーションコレクション「MONCLER GENIUS(モンクレール ジーニアス)」に選ばれて発表されたものです。過去2回ほどコラボレーションを行っています。
CRAIG GREEN(クレイグ グリーン)は、防御的側面や身体が持つ機能性といった人間の本質に焦点をあてたコレクションを創り上げました。実用性に重きを置き、マットナイロンとコットンダウンを使用し、機能性を軸とした立体要素の集合体で構成される、彫刻的かつ肥大化を遂げたフォルムを提案しました。
ECサイト・SNS
オンラインストア・通販
出典
- https://www.fashion-headline.com/
- https://www.vogue.co.jp/
- https://www.ssense.com/
- https://www.fashion-press.net/
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