Sasquatchfabrix.とは
・ブランドの概要
Sasquatchfabrix.(サスクワッチファブリックス)とは、日本のファッションブランドです。
「和」を感じるデザインで人気を得ているブランドです。「和」を感じさせるデザインを一番現代風にデザインに落とし込むことができているのは、Sasquatchfabrix.(サスクワッチファブリックス)だと個人的に思います。
・デザイナー
現在デザイナーを務めるのは、横山大介さん。
Sasquatchfabrix.(サスクワッチファブリックス)を設立したのは、横山大介(Daisuke Yokoyama)、荒木克記(Katsuki Araki)。現在は横山さん1人でブランドを手掛けています。
両者ともに、長岡造形大学を卒業していて、横山さんは建築を、荒木さんは染色を学んでいました。
一度就職しましたが、その後再開して、2003年にデザインユニット「Wonder Worker Guerrilla Band」として活動を開始をスタートしました。
2011年に荒木さんが福岡に移住をすることになり、以降は横山さん1人でブランドを手掛けています。
・ブランドの経歴
サスクワッチファブリックスは、最初はTシャツと写真集からスタートし、徐々に様々なカテゴリーのアイテムを展開しました。
2016年には、「シュプリーム(SUPREME)」とのコラボレーションを行い、カプセルコレクションを発表しています。
2018年2月、BRAIN DEAD(ブレイン・デッド)とのコラボレーションを発表。ローマ時代の銅像から着想を得たコミカルなビジュアルが特徴的なアイテムを展開しました。
2018年3月にNinja TuneとBEAMSとのコラボレーションを発表。
Ninja Tuneとは
Matt Black(マット・ブラック)とJonathan More(ジョナサン・モア)のColdcutふたりにより1990年にロンドンで設立。イギリスの音楽業界のトレンドを掌握してきた世界屈指のインディペンデント・レコード・レーベル。 所属アーティストたちはレーベルの音楽性の幅を広げつつ、それぞれの音楽センスと質の高い音楽をリリースしている。今もなおアンダーグラウンドからマーキュリー・プライズ獲得アルバムまで、ジャンルを超え幅広く様々なアーティストを扱う。
2018年に、ASISTIGER(アシックスタイガー)とのコラボレーションスニーカーを発表しました。「スポーツユースからタウンユースへ」をデザインコンセプトにされていました。
2019年に日本三大盆踊りの1つとして知られる「郡上おどり」をモチーフにしたTシャツを発表しました。
・有名人の着用
-TAKUYA∞
【#UVERworldファッション】#高橋優也(@YUYA_STER)さん撮影の写真にてTAKUYA∞が着用しているシャツhttps://t.co/ta0B51DMaj
ブランド名 : Sasquatchfabrix.
アイテム名 : Silk L/S Skipper
価格 : ¥38, 880 (tax in)史上初東京ドームにて男性限定ライブ開催決定!!https://t.co/CVfsHFygqG pic.twitter.com/dHspxmD46E
— カメ (@oknworld) April 15, 2019
-増田貴久
Sasquatchfabrix.の特徴
・ブランドコンセプト
サスクワッチファブリックスのブランドコンセプトは「HIGH PERFORMANCE VANDALISM. ALWAYS PRESENTING A SENSE OF FRESHNESS.」
サスクワッチファブリックスのブランド哲学
ファッションとは時代の民度を強く反映させたものであり、そうあるべきものだと考えます。常に前衛的でなければならないものであります。私たちなりの「ファッション」を表現するために、その時代に対して、強度のあるテーマを設定し、クラシカルの肯定と否定を繰り返しながら前衛的で「遊び心」のある洋服づくりをしています。また世界が同時に情報を共有する時代となり、文化の均質化が進み、地域性のある衣服が失われつつあります。新しい時代のリアリティを追究し、固有の地域に住む者、この時代に生きた者にしか作れない民族性のある物作りも私たちにとって重要なテーマのひとつになっています。
引用元:オフィシャルサイト
これらを重要なテーマとし、既存の芸術を破壊し、常に新鮮で前衛的なセンスを打ち出しています。
・デザインの特徴
-グラフィック
サスクワッチファブリックスは、グラフィックが特徴的。
クラシカルなモチーフに独自のエッセンスとメッセージ性を加えたほかにはない、雰囲気をもち、ファッションシーンやミュージシャンにもグラフィックアートを提供したりしています。
ブランド設立当初はサブカルチャーを意識し作られたものが多く、グラフィックというものがブランドの核ともなっていました。現在のサスクワッチファブリックスは、日本というカルチャーに重きをおいていますが、今でもグラフィックというものはとてもこだわられています。
-日本のストリート
独特のデザインは、圧倒的に前衛的であり、遊び心にあふれながらも、リアルクローズとしての側面はきっちりと押さえられている東京のストリートらしさが反映されています。
伝統的な日本らしさはもちろん、不良・ヤンキーのような雰囲気もどこかに感じられます。
-和を感じるデザイン
サスクワッチファブリックスは、日本の文化を大切にしていて、戦後に捨てられた和を現在の洋と混ぜて現代に蘇らせることにも積極的に取り組んでいます。日本の伝統や文化を掘り下げる作業によってインスピレーション源を探しています。
また、その過程でただ和服を再現するだけではなく、日本のストリートやトレンドを取り入れながらリアルクローズとしての和服のようなものを提案しています。
・コレクション
-2019年春夏
シーズンテーマは、「NANPOU(南方)」。
南の温かい気候や雰囲気をイメージしたコレクション。鮮やかな色彩の幾何学模様やボタニカル柄などを、通気性などが優れた春夏らしい素材使いで制作されています。
・コラボレーション
-ASICSTIGER
1983年にアシックスでリリースされたバスケットボールシューズ「ファブレポイントゲッターL」をアレンジした「ゲルピーティージーエムティ」をベースとして、アッパー部分にカーキのキャンパス地とヌバックレザーを採用されています。
-テーラー東洋
ベースとなったのは、テーラー東洋の最上級ライン「港商」のスカジャンでした。。ボディはキルティング、そのステッチ糸をフリンジ状に垂らしています。また、裾は断ち切りデザインにもなっています。
・取り扱い店舗
-東北
- ReVoLuTioN(宮城)
- LOCALERS(岩手)
-中部
- AFTER SCHOOL(新潟)
- ANOTHER LOUNGE(長野)
- BOOMERANG(長野)
- CLARK(福井)
- UNEVEN.GENERAL STORE(愛知)
- LOVE(愛知)
- analog/tool(愛知)
- TRANSISTOR(石川)
-関東
- ISETAN SHINJUKU MEN’S(東京)
- BEAMS(東京)
- NEPENTHES TOKYO(東京)
- DOVER STREET MARKET GINZA(東京)
- GARDEN JINNAN(東京)
- LINKS(東京)
- NUBIAN UENO(東京)
- BACKDOOR-SUPPLY-(東京)
- JOINT WORKS(東京)
- iii3(千葉)
- DIVERSE(埼玉)
- MADRADDLE(茨城)
-関西
- NEPENTHES OSAKA(大阪)
- CLEOPATRA(大阪)
- GENESIS(大阪)
- GARDEN OSAKA(大阪)
- -印 mathematics-KYOTO(京都)
- Helden(奈良)
- LLOYD FW(和歌山)
-中国
- Katarino…(岡山)
- NAME.(岡山)
- MOLDNEST VLACK(広島)
- wonder mountain(広島)
- KIKUNOBU SHIMANE(島根)
-四国
- IAAAM(愛媛)
-九州
- NEPENTHES HAKATA(福岡)
- SUNVELOCITY(福岡)
- doctorfeelgood(福岡)
- correspondance(大分)
ECサイト・SNS
オンラインストア・通販
出典
- FASHION PRESS
- http://store.in-net.gr.jp/
- https://www.beams.co.jp/
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