PETER DO(ピーター ドゥ)とは
ブランド情報
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概要
PETER DO(ピーター ドゥ)とは、アメリカ・ニューヨーク発のファッションブランドです。レディースウェアをメインに展開しています。2018年にスタートしました。
若手ブランドながら、洗練されたデザインやユニークなSNS戦略により、高価にもかかわらず人気のレディースウェアブランドです。実験的で斬新なデザインと、上品さを兼ね備えた女性のデイリーウェアを提案しています。
デザイナー
PETER DO(ピーター ドゥ)のデザイナーを務めるのは、Peter Do(ピーター・ドゥ)。14歳までベトナムで育ち、以降はアメリカ・フィラデルフィアに移住。18歳でニューヨークに移り、ファッション工科大学(FIT)に入学。
2014年にFITを卒業。卒業時にLVMH Graduate Awardを受賞されました。
その後、CELINE(セリーヌ)のデザインチームに参加しました。PETER DO(ピーター ドゥ)の提案するクリーンで洗練されたスタイルは、CELINEでの経験が活かされているのだと思います。
2016年に、アメリカへ李国し、DEREK LAM(デレク ラム)に所属。
2018年に、自身のブランドを立ち上げ、2019年春夏コレクションを発表しました。
2020年度の「LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE(LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ)」のファイナリストに選出されています。
特徴
ブランドコンセプト
デザイナー曰く「インターネット上で築かれたブランド」と形容されています。その所以は、PETER DO(ピーター ドゥ)のデザインチームのメンバーほとんどがSNS経由で知り合ったから。また、Instagramsを通じてファンを獲得していった経緯も理由の1つです。インターネット上のもの全てに「温かみがない」わけではないと考えているようです。
制作過程やデザインチームのランチの様子といった本来消費者が見ることのない部分をSNSで見せていることで、信頼や親近感を獲得しています。
「一日一日を最大限に楽しむ女性に向けたデイウェア」をブランドのコンセプトにされています。毎シーズン、日常の中にある問題を解決しようとされているそうです。座った時にしわにならないパンツなど、洋服に関する気になる問題に取り組んでいます。とにかく「着たくなる、着心地の良い服を作る」ことを大切にされていることが、幅広くファンを獲得している理由です。
憧れていたデザイナーとして以下の方を挙げられています。
- Martin Margiela(マルタン・マルジェラ)
- Helmut Lang
- Phoebe Philo
- Halston
- Geoffrey Beene
特にマルタン・マルジェラには影響を受けているようで、マルジェラの「服が全て」という姿勢(メディアなどの表舞台にあまり出ない)や自由なデザインは、PETER DO(ピーター ドゥ)にも通じる部分があります。実際に、デザイナーのピーター・ドゥはメディアに顔を出さないようにしています。
スペンサー
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スペンサーは、ピーター・ドゥが学生の時にインターンシップを通じて、ベースを作っている工場を見つけて、服に使えるように共同開発した素材です。その工場は今でもスペイサーの改善を続けていて、シーズンごとにさらに薄くて軽いものを作ってくれているようです。
ブランド立ち上げから使い続けていて、結果的にPETER DOを象徴する素材になりました。
引用
SNSなど
通販・オンラインストア
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