Feng Chen Wang(フェン チェン ワン)とは
(出典:https://www.fashionsnap.com/collection/feng-chen-wang/2018ss/)
近年のファッション市場の規模は、アジアがもちろん大きいです。日本は昔から大きく、韓国はここ最近は非常にファッションの関心が強くなっています。
そして中国もまた市場規模が大きいです。その結果として、近頃は若手の中国人デザイナーがかなり注目されています。
今回はそんな中国からFengchen Wang(フェンチェン•ワン)を取り上げたいと思います。
Feng Chen Wangの経歴・歴史
ブランドの概要
デザイナーのFengchen Wang(フェンチェン•ワン)が手掛けているファッションブランド。
ロンドンを拠点に活動しています。
デザイナーの経歴
(出典:https://www.fashionsnap.com/collection/feng-chen-wang/2019ss/)
フェンチェン・ワンは、中国・北京出身。2015年にロンドンのロイヤルカレッジオブアート卒業。ロイヤルカレッジオブアートでは、メンズウェアを学びました。
(出典:https://gr8.jp/blog/ex/2016/02/feng-chang-wang-2016ss-collection.html)
2016年のニューヨークファッションウィークでファーストコレクションを発表しました。
上のジャケットは2016年に実際に発表されたアイテムの1つです。ファーストコレクションでこのフォルムとディテールは本当にすごいと思います。
2016年にLVMHプライズのファイナリストに選出されました。
また、チャールズ•ジェフリーらとともにFarEASTとTOPMANが主催するMANファッションショーに参加しました。
コラボレーション
(出典:http://worldtoursince1987.com/2018/12/16/feng-chen-wang-2019-spring-summer-collection/)
「LEVI’S」や「CONVERSE」と今までのコラボレーションを行っています。
Feng Chen Wangの特徴・評判
ジェンダー観
(出典:http://www.dazeddigital.com/fashion/gallery/23185/4/feng-chen-wang-aw17)
ユニセックスでの展開となっています。
ブランドコンセプト
(出典:http://www.dazeddigital.com/fashion/gallery/23185/2/feng-chen-wang-aw17)
大胆さ、未来的、そして構築的なことを大切にしています。
機能的でありながら、同時にフェンチェン・ワン自身の経験を表現するべく、概念的でパーソナルな要素を大切にしています。
パーソナルを落とし込む
(出典:https://fashionunited.uk/news/fashion/feng-chen-wang-brings-it-home-for-nyfw-men-s/2018020728046)
パーソナルなものにポリティカルな要素を、ポリティカルなものにはパーソナルな奥行きを与えています。
デザインの特徴
(出典:https://www.fashionsnap.com/collection/feng-chen-wang/2018ss/)
再構築的なデザインが特徴的です。
いくつかのアイテムを分かりやすく1つにまとめて新しいデザインにしたり、カッティングや裁縫で前衛的なデザインにしています。
個人的には、「Y/PROJECT」を感じさせるようなデザインだと思っています。
Rihanna(リアーナ)やNBA選手のRussell Westbrook(ラッセル・ウエストブルック)などの著名人からm支持されています。
2019年春夏シーズン
(出典:https://www.fashionsnap.com/collection/feng-chen-wang/2019ss/)
シーズンテーマは「human connectivity and the idea of our other halves」。
人とのつながりをテーマにして発表されたコレクションでした。
(出典:https://fashionunited.uk/news/fashion/feng-chen-wang-explores-human-connectivity-at-nyfw-men-s/2018071230727)
異なる素材やアイテムを組み合わせてひとつのアイテムを仕上げる。このデザインはとてもうまくシーズンテーマを表現していると思いました。
穴のあいたアイテムや、リーバイスとのコラボレーションが注目のシーズンでした。