FUMITO GANRYU(フミト ガンリュウ)とは
ギャルソン出身のデザイナーはアタリが多い。そんなギャルソン出身のデザイナー丸龍文人が手掛けるブランド「FUMITO GANRYU(フミト ガンリュウ)」についてです。
FUMITO GANRYU(フミト ガンリュウ)の経歴・歴史
2018年にスタートした日本のファッションブランド。設立者は丸龍文人(Fumito Ganryu)。
2018年、イタリアのフィレンツェで開かれる「ピッティ・イマ―ジオ・ウオモ」のデザイナーズ・プロジェクトの一環として、コレクションを発表しました。
FUMITO GANRYU(フミト ガンリュウ)のデザイナー
丸龍文人
(https://www.fashionsnap.com/article/2018-05-10/fumito-ganry/)
1976年、福岡出身。文化ファッション大学院大学卒業。大学在学中に「第三回 YKKファスニングアワード」の優秀賞を受賞しました。
大学卒業後、「COMME des GARÇONS(コム デ ギャルソン)」に入社し、渡辺淳弥の下で、「JUNYA WATANABE COMME des GARÇONS(ジュンヤワタナベ コムデギャルソン)」のパタンナーを担当しました。
2008年から、コムデギャルソン社から自身の名前を冠したブランド「GANRYU(ガンリュウ)」をスタートしました。
(出典:https://www.fashion-press.net/collections/6460)
ロック、ストリートの要素を取り入れたスタイルを提案していました。2017年春夏シーズンを最後にGANRYUを終了させました。またコムデギャルソン社を退社しました。
2018年に自身の名前を冠したブランド「FUMITO GANRYU(フミト ガンリュウ)」を立ち上げました。
FUMITO GANRYU(フミト ガンリュウ)の特徴・評判
特徴・評判
(出典:https://www.fashionsnap.com/collection/fumito-ganryu/2019ss/)
服と体の関係性に迫るコンセプチュアルなウェアを提案しています。
(出典:https://www.fashionsnap.com/collection/fumito-ganryu/2019ss/)
FUMITO GANRYUでは、カジュアルウェアをベースとして、パターンや素材使いによって新しいフォルム、シルエットを生み出しています。
2019年秋冬
(出典:https://www.fashion-press.net/collections/gallery/46107/793872)
フランス・パリで行われた2度目のランウェイコレクション。
ファーストコレクション同様に、身体を丸ごと包み込むようなシルエットやハリのある素材使いが特徴的でした。オーバーサイズを上品に使われている印象です。
(出典:https://www.fashion-press.net/collections/gallery/46107/793888)
カラーリングは黒や白、ベージュなど基本的なカラーを用い、ベースとするものはテーラードスーツやダッフルコートなどシンプルなアイテムでしたが、それらを新しいシルエットで生まれ変わらせました。
(出典:https://www.fashion-press.net/collections/gallery/46107/793880)
「SUICOKE(スイコック)」とのコラボレーションがあり、ランニングシューズとデザートブーツを組み合わせたデザインでした。
2019年春夏
(出典:https://www.fashionsnap.com/collection/fumito-ganryu/2019ss/)
FUMITO GANRYUのファーストコレクションとなる2019年春夏シーズンのコレクション。
丸龍文人が考える21世紀らしい洋服を表現しました。21世紀の服として無機質さを出すために、アイテムにタグを2つつけて、アイテムごとの生地と形のテーマを記載しています。
(出典:https://www.fashionsnap.com/collection/fumito-ganryu/2019ss/)
カラーには白と黒をベースに、時に赤、黄、青を差し込んでいました。
(出典:https://www.fashionsnap.com/collection/fumito-ganryu/2019ss/)
水をキーワードとして、素材には、ダイビング用のウェットスーツなどに用いられるネオプレンや速乾性のあるラッシュガード用の生地を使用していました。それらを日常着として着られるようにデザインされています。