BOTTER(ボッター)の経歴・歴史
(出典:https://f-magazine.com/archives/7672)
2018年から注目を集めている新進気鋭のメンズファッションブランド。アントワープを拠点に活動しています。
デザイナーを務めるのは、Rushemy Botter(ルシェミー・ボッター)とLisi Herrebrugh(リジ―・ヘレブラー)です。
ルシェミーはオランダのキュラソー島出身。アントワープ王立芸術学院を卒業しています。
ベル・ファッション賞で、Ann Demeulenmeester賞、フランダースDC賞、DRIES VAN NOTEN賞、Belmodo賞、Knack Weekend賞、最も有望な卒業生賞を受賞しています。
リジ―はドミニカ共和国出身(母親がドミニカ人、父親がオランダ人なのでオランダ出身かも)。アムステルダムファッション研究所を卒業しています。「VIKTOR&ROLF」でインターンを経験しています。
(出典:https://f-magazine.com/archives/7672)
2018年、南フランスの小さなリゾート地イエールで行われた若手の登竜門でもある「イエール国際モードフェスティバル」でグランプリを受賞しました。
同年、「LVMH Prize」のファイナリストにも選出されています。他にも2人は有名な賞をいくつも受賞しています。
2019年プレフォールシーズンより、「NINA RICCI」のディレクターに就任しました。
BOTTER(ボッター)の特徴・評判
(https://www.wwdjapan.com/611341)
現代を風刺的に、ウィットに富んだ手法で表現しています。社会的な問題についてのアイデアさっぱりとした形で表現しているのが素直でとてもいいです。
(https://www.wwdjapan.com/611341)
ディテールにこだわることでエレガントに仕上げています。
なので、アイテムの大部分は、明るいカラーで、独特なカッティング、大胆なシルエットなどなかなか攻めたスタイルを発表していますが、仕上がりがとても丁寧な印象を受けます。
(https://www.wwdjapan.com/611341)
デザイナーの2人がカリブ海にルーツをもつことから、それを活かしたコレクションを発表しています。
特に2018年に発表した「Fish or Fight」でそれが表れていました。漁師や地元民の日常の暮らしから多くのインスピレーションを得ています。
カリブ海の遺産に敬意を表し、ユーモラスなセンスでジェンダーレスで流動的な文化的課題に取り組みました。
(https://www.wwdjapan.com/611341)
地元のデザイン会社や仕立て屋のテクニックを取り入れたクラシックなテーラードを崩して再構築したアイテムを発表しました。
小物として取り入れられている浮き輪やビニール袋は、海洋の環境問題へのメッセージが込められています。
2018年春夏のスタイリングを務めたのは、「i-Dマガジン」の総合監修者であるイブ・カマラでした。
(出典:https://paper-journal.com/interview-botter/#.XFO5JVz7TD4)
2018年12月現在ではまだ日本での取り扱いが行われていませんが、近いうちに必ず日本でも取り扱われ、人気ブランドになるかと思います。
芸能人の着用
中川大志
この投稿をInstagramで見る
コメント