both paris(ボス)とは
・ブランドの概要
今回は、ゴムやレザーの使い方の面白いシューズブランド「both paris(ボス)」についてです。both paris(ボス)は2014年に設立されたシューズブランドで、パリを拠点に活動しています。
トレンドの影響を受けやすいアイテムは僕の中ではシューズだと思うんですが、このブランドはおそらく流行る予感がします。OPENING CEREMONYやANTONIOLI、L’ECLAIRREUR、DOVER STREET MARKETなど世界の有名セレクトショップで取り扱われるなど注目度は非常に高いです。
・ブランドの経歴
2014年にスタートしました。
Mats Rombautがデザインディレクター、Nicolas Santosがアートディレクターを務めています。
2014年にスタジオとブランド本部を設立し、2016年に生産拠点を確保し、2017年春夏からコレクションをスタートさせました。
both paris(ボス)の特徴
・厳選された天然ゴム
30年にも渡るゴムの研究を行い、現在では天然素材と現代技術を盛り込んだアイテムを展開しております。
南アジアの厳選された天然ゴムを使用し、手作業でのハンドカットや、ディテールが作られていています。
・独特なデザイン
ゴムの重圧感を感じられます。
高品質、シンプルさ、工夫具合などのバランスをうまくとったデザインが特徴的です。
カジュアル、キレイ目などジャンルを選ばないと思うのでコーディネートの際はとても使いやすいかと思います。
また他のスニーカーとは異なった少しクセのあるデザインなので、人とは被りたくないけれど派手すぎるのは嫌だという人にはぴったりなデザインだと思います。
・シグネチャーアイテム
アイコン的アイテムは、アッパーにホースレザーがあしらわれたBOTH PARIS Rubber Patch Low-top With Graphic Foxing。
アッパーの円状のレザーが異質のように感じられながら、なぜかまとまりをもっていて、シンプルながらデザイン性の高いアイテムとなっています。
スニーカー用に強度が高く運動性に優れているホースレザーを用いられています。
一般的には、一番耐久性のあるレザーはカウレザーと言われていますが、実際に使用するくらいに薄くなめし仕上げした場合は、ホースレザーの方が耐久性があるようです。
また、運動量の多い馬は、余分な脂肪が少ないので、皮が薄く、革に加工したばあいも軽くて柔らかい質感に仕上がります。
アッパーのホースレザー部分には青や赤、オレンジなどの鮮やかなカラーが採用されています。
・ブランドの評判
サイズ展開は広くされているのでユニセックスと考えていいと思います。インポート、素材、製造などの手間という観点から価格は少し高いかもしれませんが、絶妙に他にはないデザインなので買う価値はあるかと思います。
僕個人の見解になってしまうのですが、少し前の高感度な人が履いているのは「Eytys」で、これから高感度な人が採用するシューズブランドはおそらくこのブランドかと思います。要注目です。
出典
- https://gr8.jp/
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