ADER ERROR(アーダーエラー)の経歴・歴史
2014年、韓国のソウルでスタートしたファッションブランド。
1人のデザイナーやディレクターの名前が出す従来のシステムを取らない、匿名のデザイン集団として活動しています。
ファッション、イラストレーション、グラフィック、デザイン建築などの多分野、異業種の約30人の匿名クルーが集まって、できた混合デザイン集団となっています。
ADER ERROR(アーダーエラー)の特徴・評判
韓国ブランドの入り口にして、頂点だと思います。
KPOPや韓国ブランドを取り扱うセレクトショップの影響で韓国ブランドの勢いはすごいです。ですが、ADER ERRORと比べてしまうとやはりどのブランドも少し格落ちしてしまいます。
(http://en.adererror.com/product/18_collection.html?cate_no=78)
ADER ERRORのブランドコンセプトは「But near missed things」。「ニアミスな存在」というコンセプトのもと活動しています。
頻繁に目にするにも関わらず見落とされがちな日常着を新しい視点から見直してリメイクして、人々に新たな経験を与えることを目標としています。
(https://store.united-arrows.co.jp/shop/mt/news/2018/09/ader-error.html)
あっさりしたラインのミニマリズムと若さ溢れる反抗精神をユニークに融合する独自のビジュアルな表現は、鮮やかな原色系の色使い、抽象的なグラフィック、自由奔放なスタイリングの大胆なミックスが特徴的です。
(http://en.adererror.com/product/18_collection.html?cate_no=78)
カラーやグラフィックはもちろん優れていますが、「再構築」がこのブランドの強みだと思います。
既存のアイテムのあつポイントを新たな形で再構築する。たまにアイテムを見て感心してしまうほどすごいです。
(出典:https://item.rakuten.co.jp/fermart/uo-ffa268323b/)
ただ、マルジェラなどの再構築とはまた異なり、万人に受け入れられやすい程度なので物足りなく感じる方もいらっしゃるかもしれません。ADER ERRORではベーシックをベーシックの範囲内で再構築しているイメージです。
「型破りなベーシック」という感じです。
特に最近は再構築よりもカラーやデザインのちょうどいいシンプルさで人気が出ています。
(https://girl.houyhnhnm.jp/news/3280)
「MAISON KITSUNE(メゾンキツネ)」や「PUMA(プーマ)」とのコラボレーションが人気です。
(https://www.fashion-press.net/news/38795)
日本では、2018年9月22日から「モンキータイム」の原宿店で取り扱いが始まりました。また、僕が把握している範囲なら、大阪・堀江にあるセレクトショップ「CAVE」でも2019年春夏から取り扱いがスタートしています。
まだ取り扱いが少ないので日本で購入する場合はネットショップの利用となります。
また韓国に行く機会があるなら弘大にフラッグシップストア、漢南にショールームがあるのでぜひ訪れてみてください。
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