ディテールの細かさが服好きにウケ、胸にロゴがデザインされているロンTがミーハーの方にウケていて、現在幅広い層に支持されているブランドです。
マッキントッシュの新ラインのデザイナーに就任したり、「ASICS」とのコラボレーションなど話題の尽きないデザイナー、Kiko Kostadinovについて解説しようと思います。
KIKO KOSTADINOV(キコ コスタディノフ)の経歴・歴史
(出典:https://www.vogue.co.jp/collection/brand/kikokostadinov/20aw-mens/page/2)
ブルガリア出身、ロンドン育ちのキコ・コスタディノフ(Kiko Kostadinov)がデザイナーを務めるファッションブランド。
2016年にセントラルセントマーチンズを卒業。在学時には世界的に人気を誇るストリートブランド「ステューシー(STUSSY)」から正式なオファーを受け、カプセルコレクションの制作を果たすなど、まだ学生ながらすぐにファッション業界の注目を浴びます。
「STUSSY」とのコラボアイテムは、「DOVER STREET MARKET」、「MACHINE-A」でも販売されました。
(出典:http://freemagazine.jp/kiko-kostadinov/)
卒業後、ロンドンコレクションの2017年春夏でショーを行いました。
イギリスデザイナーの登竜門でもある 「NEWGEN」 にも2度選出されるなど、まさに期待の新人と言うべき鮮やかなキャリアをスタートさせています。
(https://www.vogue.co.jp/collection/brand/kikokostadinov/20aw-mens)
また、アメリカのフォーブス誌の「30アンダー30」のヨーロッパ芸術部門に選ばれました。
2017年に、「マッキントッシュ(Mackintosh)」の新ライン「マッキントッシュ 0001カプセルライン」のクリエイティブに就任。
(出典:https://www.fashion-press.net/news/46225)
直近では、「アシッスク(ASICS)」とのコラボレーションも話題になりました。
・有名人の着用
-あいみょん
KIKO KOSTADINOV(キコ コスタディノフ)の特徴・評判
(https://www.fashion-press.net/collections/gallery/40562/694382)
機能的なディテールを携えた現代のワークウェアやユニフォームをベースに、ミニマル且つコンテンポラリーに洗練されながらも、手作業による独特のアート性を感じさせるコレクションを発表しています。
ユニフォームの「ファンクション」という部分に着目し、パターンを自身で仕立て、人間と服の間の空間をデザインすることを意識されています。
(出典:https://www.vogue.co.jp/collection/brand/kikokostadinov/19aw-mens/page/2)
1アイテムにいくつものこだわりをもって制作されています。そのため、洋服に対する「オタク」とも言われたりしています。
(https://www.vogue.co.jp/popup_collection/kikokostadinov/19aw-mens/runway#22)
インスピレーション源は自らが撮る写真、自らが買う服、映画、アートエキシビションです。
今のコレクションは今の生活を反映しているべきで、その生活が少しずつ変化している今、インスピレーションも変化しているという考えのもと活動しています。
(https://www.vogue.co.jp/popup_collection/kikokostadinov/18ss-mens/runway#19)
リアルクローズから離れすぎることなく、創造性溢れ、どこか面白さを感じさせるアイテムが多く、服が好きな人には必ず心に刺さるデザインになっています。
KIKO KOSTADINOV(キコ コスタディノフ)のコラボレーション
Stussy(ステューシー)
(出典:https://note.mu/yuridistan/n/nadcec5d05587)
アメリカ人アーティストであるリチャード・セラとローレンス・ウェイナーの本「DISPLACEMENT」にインスピレーションを受け、1点1点リメイクされています。
このStussyとのカプセルコレクションによってキコは一躍有名となりました。
ACISC(アシックス)
(出典:https://blog.us-onlinestore.com/brand/garden/shop/garden-waremokou/5ffd44e2-0494-4102-81c6-4af0cf840e49)
ストリートやスポーツテイストがファッション業界に入り込んでいる現在であることから、わざとファッション性を強くはせずに、アシックスの良さを前面に出しています。