ALMOSTBLACK(オールモストブラック)の経歴・歴史
(http://www.almostblack.jp/)
中嶋峻太(Shunta Nakashima)、川瀬正輝(Masaki Kawase)の2人がデザイナーが務めるメンズファッションブランド。
海外のデサイナーズブランドにてアシスタントデザイナーの経験を持つ中嶋さんは、帰国後勤めることになったアパレル企業で、様々なブランドでデザイナーとして研鑽を積んでいた川瀬さんと出会い、2人のやりたいことが一致していたことから、一緒にブランドを立ち上げることにしたそうです。
2015年秋冬シーズンにコレクションを発表しました。
ALMOSTBLACK(オールモストブラック)の特徴・評判
(https://mastered.jp/news/almostblack-2018aw-collection/)
ブランドコンセプトは「POST JAPONISM」。
伝統工芸や趣のある文化から育まれてきた「日本の美意識」、歴史を変えてきたアートや音楽などの「世界のカルチャー」の2つを融合させ、あたらしく「強いもの」を表現しています。
(http://www.almostblack.jp/collection2018ss.html)
また、ブランドネームの「ALMOSTBLACK(オールモストブラック)」は、日本語で「褐色(黒く見えるほど深い藍色)」の意味。
平安時代、「褐衣(かちえ)」という藍で染めた服が存在し。愛染氏、さらに光沢を与えるため、すり鉢で叩いて作られ「搗く(つく)」または「搗つ(かつ)」と呼び、「褐染め(かちいろ)」と呼びました。
その武官たちが着る「褐衣」を褐色と呼ぶように鎌倉時代に「勝つ」と結び付けられ、縁起物として武家たちが愛好していました。
江戸時代、「かちんいろ」と呼ばれ、明治時代、軍服から「軍勝色」と呼ばれた。
(http://www.almostblack.jp/collection2016aw.html)
それは日本人に古くから愛されてきた色であり、日本人のスピリットを感じさせる「褐色服」を目指すというメッセージが込められています。
(http://www.almostblack.jp/collection2017aw.html)
意気投合した2人は「日本の文化と西洋服を融合させた」ブランドを立ち上げようと動き出しました。
異なるものがぶつかることで衝撃、つまりエネルギーが生まれます。そんな力を持った服作りを目指しています。
ALMOSTBLACK(オールモストブラック)のコレクション
2019年春夏
(出典:http://www.almostblack.jp/collection2019ss.html)
まずドッキングが特徴的なアイテムが目立ちました。
首回りや袖のリブの太さの異なるスウェットのドッキングやドっキングのように見えるものの、実際にはドッキングが用いられていないものなど、ドッキングというよく使われる手法を用いながら、新しいやり方を模索されたデザインでした。
(出典:http://www.almostblack.jp/collection2019ss.html)
また、あまり見たことがないような面白い形をしたベストが個人的にとてもお気に入りです。
2018-19年秋冬
(出典:http://www.almostblack.jp/collection2018aw.html)
チェック柄と身体を覆うようなシルエットが特徴的なシーズンでした。線の太さ、感覚の広さ、カラーリングのバリエーションが豊富でした。
またそれだけではなく、チェックという形式を保ちながらも、線の入り方が独特なチェック柄はとても魅力的でした。
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