N°21(ヌメロ ヴェントゥーノ)とは/ブランドの特徴

N°21(ヌメロ ヴェントゥーノ)の経歴・歴史

・ブランドの概要

N°21(ヌメロ ヴェントゥーノ)

N°21(ヌメロ ヴェントゥーノ)は、イタリアのファッションブランドです。メンズ、ウィメンズともに展開しています。

歴史あるラグジュアリーブランドだと勘違いしてしまいますが(僕だけかもしれませんが…)、2010年からスタートしたブランドで、意外と比較的新しいところです。

・ブランドの経歴

N°21(ヌメロ ヴェントゥーノ)

2010年にスタートしました。2010年秋冬に、ミラノファッションウィークで、レディースウェアのコレクションを発表しました。

2011年春夏からグルッポタナカを通じて、日本での展開をスタートしました。

グルッポタナカとは

グルッポタナカは、日本総代理店として、海外ブランド(イタリア・フランス・イギリス・カナダ等)を日本に広める事業をしています。

全国のセレクトショップや百貨店に商品を扱っていただくことや、ファッションショーなどのイベント企画、直営店IZAや百貨店内の店舗展開などを通じて、日本で人気のブランドに育てていくことが私たちの役割です。

引用:http://www.gruppotanaka.jp/

2014年秋冬からメンズラインもスタートしました。

2014年9月に東京・表参道にブランド初の旗艦店をオープンしました。

・デザイナー

N°21(ヌメロ ヴェントゥーノ)

デザイナーを務めるのは、Alessandro Dell’ Acqua(アレッサンドロ・デラクア)。1962年、イタリア・ナポリ出身。1982年、ナポリの名門美術学校であるthe Naples Belle Arti’s Accademiaでグラフィックを学びました。卒業後は、マルゾットグループに入りました。

1987年に「Pietro Pianforini(ピエトロ・ピアンフォリーニ)」のチーフデザイナーに就任しました。

1988年から「GENNY(ジェニー)」のマリッジコレクションを担当し、1993年に退任しました。

その後は、「Enrica Massei(エンリカ マッセイ)」、「Virginia(ヴィルジニア)」、「Iceberg(アイスバーグ)」などのブランドで経験を積みました。

1994年に独立し、「a|a milano(a|a ミラノ)」をスタートしました。

1996年春夏からは、自身の名前を冠したレディースウェアブランド「Alessandro Dell’ Acqua(アレッサンドロ デラクア)」をスタートさせました。

1998年秋冬からメンズコレクションも発表しています。2008年から09年まで「MALO(マーロ)」のクリエイティブディレクターを務めました。

MALO(マーロ)とは

最高品質のカシミヤを使用したニットウェアが世界中のセレブリティーを魅了しているイタリアのラグジュアリーブランド

引用:http://utsubostock.com/

2010年に新しい自身のブランド「N°21(ヌメロ ヴェントゥーノ)」をスタートしました。

2011年春夏から「Brioni(ブリオーニ)」のデザイナーに就任。2014年秋冬から「ROCHAS(ロシャス)」のクリエイティブディレクターに就任しました。

・有名人の着用

-RED VELVET JOY

Instagram

N°21(ヌメロ ヴェントゥーノ)の特徴・評判

・ブランド名の由来

N°21(ヌメロ ヴェントゥーノ)

ブランド名は、誕生日の数字でデザイナーのラッキーナンバーである「21」に、ブランドの新時代である21世紀という2つの意味を持たせています。

・ブランドコンセプト

N°21(ヌメロ ヴェントゥーノ)

普通なら対極にあるはずの要素(モダン/バロック、男性/女性など)を1つのデザインの中で混ぜ合わせるという表現が目立ちます。これは、ブランドのコンセプトともなっています。

対極なものを混ぜ合わすということをここまで実現させているブランドもなかなかないと思います。

コントラストを生み出すのに素材にこだわられています。刺繍やブロケードなどエレガントな素材を使い、そこに対照的なジャージやニットなどを組み合わせています。フェミニンな雰囲気を出すためにまずレースや刺繍を用い、そこにマスキュリンな素材を使うことでコントラストを生み出しています。そしてコントラストが生まれることでフェミニンな雰囲気を強調することになります。

・デザインの特徴

N°21(ヌメロ ヴェントゥーノ)

シルエットは、シャープなテーラーリングが特徴的です。メンズ・ウィメンズともに中性的な印象を受けます。ジェンダーレスな雰囲気をもっていながら、それは極端な表現ではなく普段着としてもおかしくない程度になっています。

イタリアのブランドらしいラグジュアリーで美しい正統派のモードのなかに、どこかスポーティーを感じるようになっています。

インスピレーション源は、ロッセリーニやヴィスコンティ、デ・シーカ(映画監督)など40年代~50年代のイタリアのネオレアリズム映画、60年代~70年代のイタリア映画や新しいアメリカやイギリスの映画。それらの要素をミックスするようです。

・価格帯

メイドインイタリーなので結構値段いくブランドだと思っていましたが、実は結構抑えられています。

トップス・パンツ・シューズなどは3万~8万くらいで10万円きったり、アウター・バッグでも10万円代くらいです。

N°21(ヌメロ ヴェントゥーノ)の情報

・詳しい情報

最新コレクションはこちらから

N°21(ヌメロ ヴェントゥーノ)を使ったコーディネートを見る→WEAR

・ECサイト・SNS

  1. オフィシャルサイト
  2. Facebook
  3. Twitter
  4. Instagram

・オンラインストア・通販

  1. ELLE SHOP.JP
  2. BUYMA
  3. mirabella
  4. FARFETCH
  5. K’s Clothing
  6. ヨコアンティ
  7. ALuvous

・情報・画像の出典

  1. FASHION PRESS
  2. VOGUE JAPAN
タイトルとURLをコピーしました