YUKI HASHIMOTO(ユウキ ハシモト)とは
YUKI HASHIMOTO(ユウキ ハシモト)は、2019年春夏からスタートした日本のファッションブランド。
圧倒的な経歴の持ち主です。経歴でデザイナーの全てを測るべきではありませんが、事実として、素晴らしい経験を積まれたデザイナーが立ち上げたブランドです。
これから要注目で、2019年春夏コレクションのファーストデリバリーはすぐ売り切れたそうです。
YUKI HASHIMOTO(ユウキ ハシモト)の経歴・歴史
デザイナーの経歴・歴史
デザイナーを務めるのは、橋本祐樹(Yuki Hashimoto)。
1987年生まれ。京都造形芸術大学を卒業後、アントワープ王立アカデミーに進学しました。
学士家庭修了後、「KRIS VAN ASSCHE(クリス・ヴァン・アッシュ)」や「RAF SIMONS(ラフ シモンズ)」、「Maison Margiela(メゾン マルジェラ)」などでデザインアシスタントを経験しました。
2017年に修士課程へ進学しました。
2019年春夏から自身のブランド「YUKI HASHIMOTO(ユウキ ハシモト)」をスタートしました。
YUKI HASHIMOTO(ユウキ ハシモト)の特徴・評判
期待値の高さ
2019年春夏コレクションからのデビューということでまだあまり方向性を断言することはできません。
しかし経歴のすごさや2019年春夏のコレクションの出来から期待値はとても高いです。
前衛的なデザイン
フォーマルをベースに、再構築や再解釈を繰り返して新しいアイテムを生み出しています。非常にクリエイティビティなデザインが特徴的です。
コラボレーション
1人ですべてを作り上げることを難しいと理解し、様々なクリエイターとのコラボレーションを試みています。
また、アイテムにはコラボ相手のデザイナーやブランドの名前を残すようにされています。
2019年春夏
2019年春夏コレクションは、2017年にアントワープ王立アカデミーで発表した卒業コレクション「エピソード0」として位置づけられるものでした。
テーマは「BAD DAY CAMP」。10代の青年たちがもつ不安定なエネルギーを解放させるイメージが表現されています。
アントワープ時代の友人であるWujic Joや、RAF SIMONSでともにデザインアシスタントを務めたRonald Claysのグラフィックを落とし込んだアイテムも発表しています。
修士課程期間中に中国のバッグメーカー「KITAYAMA STUDIO」との協業で制作したバッグや、親交の深いHAASとの共同制作のアクセサリーも展開しています。
ASYMMETRY TROUSERS
裾がななめに切られていて、その長さが左右非対称となっているのが特徴的なアイテムです。
カラーはブラックで、素材はトリアセテートとポリエステルが用いられ、美しいシルエットを演出しています。
シンプルながら、裾に遊び心があり、ソックスやシューズにより様々なコーディネートが可能となっています。
最後に
2019年春夏コレクションしかまだ見ることができていませんが、もっとアバンギャルドさが欲しいなというのが僕個人の意見です。
2019年春夏のアイテムはどれも少しの遊び心がデザインのアクセントとなっているような、普段使いしやすいものが多い印象を受けました。
アントワープの卒業コレクションを見る限りはもっと再構築のようなデザインもできると思うので僕はそういうところをもっと見てみたいと思っています。
出典:
- FASHIONSNAP.COMAntwerp
- Fashion Department
- http://store.moc-o.com/
オンラインストア