JW Anderson(JW アンダーソン)とは
JW Anderson(JW アンダーソン)の経歴・歴史
(出典:https://www.fashion-press.net/collections/gallery/46154/795056)
2008年からスタートしたファッションブランド。ロンドンを拠点に活動しています。
2009年秋冬にロンドンファッションウィークのオフスケジュールにて、MANによりデビューを果たしました。
MANとは、TOPMANが行っている若手メンズウェアデザイナーサポートプロジェクトです。
2010年秋冬でNEWGENのスポンサーシップを取得しました。このころからメンズウェアに加えて、ウィメンズも発表し始めました。
2012年にブリティッシュファッションアワードで新人賞を受賞しました。
(出典:https://www.fashion-press.net/collections/gallery/24969/433700)
2017年春夏からブランド名を「J.W.Anderson」から「JW Anderson」に改名しました。
2017年には、UNIQLOとのコラボレーションを発表しました。
(出典:https://www.fashion-press.net/collections/gallery/37485/639652)
2018年に「CONVERSE(コンバース)」とのコラボレーションを発表しました。
JW Anderson(JW アンダーソン)のデザイナー
(出典:https://www.fashion-headline.com/article/11681/122309)
デザイナーは、Jonathan William Anderson(ジョナサン・ウィリアム・アンダーソン)。
1984年、北アイルランド出身。
俳優としてキャリアを積み間に、シェイクスピアの作品で衣装担当の友人を手伝ううちに、ステージ衣装に興味を持ちました。
そこからロンドンカレッジオブファッションでメンズウェアデザインを学びました。
在学中に当時「PRADA(プラダ)」のスタイリングを手掛けていたマヌエラ・パヴェージのアシスタントとして経験を積みました。
2012年に「VERSUS(ヴェルサス)」とのコラボレーションを果たしました。
2013年から「LOEWE(ロエベ)」のクリエイティブディレクターに就任しました。
JW Anderson(JW アンダーソン)の特徴・評判
(出典:https://www.fashion-press.net/collections/gallery/45310/780261)
メンズ、ウィメンズともに展開しています。またどちらもジェンダーレスなデザインを意識されています。
(出典:https://www.fashion-press.net/collections/gallery/37485/639634)
シンプルでミニマルな普段らしさと、挑戦的でひねられたデザインという、背反的に感じられる2つの要素が共存しているようなスタイルが特徴だと思います。
(出典:https://www.fashion-press.net/collections/gallery/31473/539537)
装飾を無駄なものにすることなく実用性を与えることがとても得意なことからJW Andersonのスタイルは実現しています。
(出典:https://www.fashion-press.net/collections/gallery/45310/780245)
アートに関心が強く、たびたびコラボレーションアイテムを発表しています。アーティストの特質を上手くJW Andersonテイストを加えて洋服に落とし込んでいます。
(出典:https://www.fashion-press.net/collections/gallery/31473/539547)
ファッションをビジネスとして成立させる能力が非常に高いです。一歩先のトレンドを上手く自身のコンセプトに落とし込むことがうまいです。
2019-20年秋冬
(出典:https://www.fashion-press.net/collections/gallery/46154/795075)
シーズンテーマは、「世界を旅する」。
大胆なサイジングやカッティング、曲線を利用したアシンメトリーが目立ったコレクションでした。
2019年春夏
(出典:https://www.fashion-press.net/collections/gallery/45310/780234)
ジェンダーレスというテーマが強かったシーズンでした。
アーティストデュオのギルバート&ジョージとのコラボレーションも注目されました。
彼らの作品は奇抜で挑発的ですが、それは全て日常に通じています。その一面がJW Andersonとマッチしています。
極端なタイトスタイルとオーバーサイズが特徴的でした。