1017 ALYX 9SM(アリクス)の経歴・歴史
2015年、マシュー・ウィリアムス(Matthew Williams)をデザイナーとしてスタートしたファッションブランド。
シカゴ生まれ、カリフォルニア育ちで、レディー・ガガやカニエ・ウェストなどのクリエイティブディレクターを務めたり、写真家のニック・ナイトの撮影チームのメンバーとして経験をつみました。
(https://gqjapan.jp/fashion/news/20180419/matthew-williams-alyx-part-1)
2016年、「第3回 LVMH Prize for Young Designers」のファイナリストにも選ばれました。
2015年にウィメンズライン、2017年にメンズラインを発表。
2018年よりブランド名を「ALXY」から「1017 ALXY 9SM」に変更。同年、「Nike」とのコラボレーションを発表しています。
1017 ALYX 9SM(アリクス)の特徴・評判
(https://www.vogue.co.jp/popup_collection/alyx/19ss-mens/runway#18)
ブランド名は長女の名前から由来してます。
コレクションは、幼少期を過ごしたカリフォルニアや世界各国のサブカルチャーを含め、自身が経験したエンターテイメント業界の視点をインスピレーション源としてデザインに落とし込んんでいます。
(http://freemagazine.jp/alyx/)
ニューヨークを拠点に活動していますが、生産をイタリアで行い、高いクオリティーで制作されています。
ストリートの雰囲気と若々しい破壊性、大胆なテキスト、刺繍をあしらったグラフィック、プリントが特徴的です。
また、別のブランドのアイテムと合わしてもマッチするようなデザインを提案しています。
定番アイテム
(https://www.vogue.co.jp/popup_collection/alyx/19ss-mens/runway#35)
人気のアイテムとしては、ベルト(ローラーコースターバックル)とチェストリグバッグがあります。
(出典:https://gqjapan.jp/fashion/news/20171220/kanye-west-chest-bag/gallery/5)
チェストリグバッグは、もともとマガジンポーチなどの装備品などを素早く出せるようにするために使われたミリタリーグッズの1つです。
マシュー・ウィリアムスはそこに目をつけ、ファッションの中に落とし込みました。
僕個人的に正直まだ良さをそこまで見出してないのですが、目の付け所に関してはとても感心です。
(https://www.restir.com/brand/mens/b/20521/i/AAMBT0005-62)
ローラーコースターバックルは、アメリカにあるテーマパーク、シックスフラッグスのアトラクションであるジェットコースターの安全ベルトからインスピレーションされたそうです。
カリフォルニアでは、卒業時期にテーマパークにいき卒業を祝う文化があり、それぞれの純真を感じられます。ひとそれぞれの意味を見出してほしいという想いが込められています。
初めはベルトとしてストレートにリリースされていましたが、シーズンごとにバッグやアパレル、アクセサリーにもバックルを用いるようになりました。