ANTON LISIN(アントンリシン)の経歴・歴史
(http://fashionpost.jp/fashion/fashion-news-event/143649)
2013年、アントン・リシン(Anton Lisin)が設立したファッションブランド。ロシア発祥のブランドです。
ロシアのセルギエフ・ポサード出身。16歳のころにスケートボードを始めてそこからファッションに興味を持ったそうです。
「ルンペン」というモデル事務所に所属し、同じくロシア発祥ブランド「ゴーシャ ラブチンスキー(Gosha Rubchinskiy)」のモデルを務めた事でも有名です。
2018年春夏よりコレクションを発表。
ANTON LISIN(アントンリシン)の特徴・評判
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スケートカルチャーをベースにして、ロシアのアンダーグラウンドな音楽シーンに特化したデスメタルやゴス、ゴア風のアイコンやイラストレーションを使用したブラック的要素の強いプロダクトを展開しています。
ブラックメタルや教会といったファッションから少し離れているカルチャーを上手くデザインに昇華しています。親和性のない要素をグラフィックでまとめたデザインが多いです。
(http://themmagazine.net/feature/3203)
デザイナーが生まれ育ったソ連崩壊後の過酷な情勢のロシアで、その街にあふれていた「Gopnik(ならずもの)」をデザインのインスピレーション源としています。
ロシアのブランドに多いですが、本当にデザイナーのアントン・リシンだけが生み出せるデザインが魅力的だと思います。
(出典:http://fashionpost.jp/fashion/fashion-news-event/143649)
グラフィックでよく用いられるのは、ロシアのキリル文字と、昔のキリスト教で使われていたキリル文字以前の文字です。
特にキリル文字以前の文字を用いてわかる人にだけ伝わるメッセージを隠すなどの遊び心もあったりします。
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一見シンプルなプロダクトに見えますが、細部まで手の行き届いたソーイングをしていて洋服のクオリティーも高いです。
(http://fashionpost.jp/fashion/fashion-news-event/143649)
アイテムならパーカーとかマフラーがおすすめです。ロシアのブランドのアイテムを買うならキリル文字が入っているものが良いと思います。
パーカーもマフラーもデザイン性に加えてクオリティーも非常に高いです。なので、まだ自分のクローゼットの1軍のなかにマフラーやパーカーがないなら「アントン リシン」がおすすめだと思います。
2018年秋冬
(出典:http://fashionpost.jp/fashion/fashion-news-event/143649)
シーズンテーマは、「The Shining」です。
デザイナー自身が生まれ育った90年代のロシアの子どもたちからインスパイアを受け、過酷な環境下でも心のうちに輝きを宿した無垢な心を表現しました。
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