Sise(シセ)の経歴・歴史
(出典:http://www.sise.co.jp/pg527.html)
2007年、松井征心と廣川貴理らによって設立したファッションブランド。
松井征心と廣川貴理は文化服装学院出身で同校の同級生。アパレルメーカーに勤務した後に独立。2010年、東京六本木ヒルズでランウェイデビューとなるコレクションを発表しました。
2012年6月15日、「マーキュリーデュオ」や「ムルーア」などを展開する「MARK STYLER株式会社」のグループとなったが後に独立。
シセは、「インターナショナル・ウールマーク・プライズ(International Woolmark Prize)」の2014-15の最終審査会に、メンズ部門では日本人として初めて残りました。
(出典:https://www.fashion-press.net/collections/5952)
2016年秋冬シーズン、ウィメンズブランド「シセセイシン(SISESEISHIN)」をスタート。すでに「SISE」を愛用している女性だけでなく、初めて袖を通す人のワードローブにもとけこむような「それぞれの生活の中にある」モードを提案。
2016年秋冬には、ウェアボブソンのファーストシーズンデザイナーとして松井征心がアイテムをデザインしました。
Sise(シセ)の特徴・評判
(出典:http://www.sise.co.jp/pg951.html)
ブランド名の「Sise(シセ)」は、「innocent(純粋)」と「insanity(狂気)」の掛け合わせで、「少年性」をブランドコンセプトとしています。
(出典:https://www.fashion-press.net/collections/10321)
シセは、マニッシュとフェミニンの融合から生まれるモードを意識、デイリーなリアルクローズを提案しています。ストリートをモードに昇華させることを意識していています。
しなやかに体のラインを美しくみせるカッティングが特徴的です。
(出典:http://www.sise.co.jp/pg909.html)
シセでは、これまでの「日本のモード」とは違ったモードを産み出そうとしているそうです。色は多用せず、白、黒、グレーなどのモノトーンが多いです。
(出典:http://www.sise.co.jp/pg743.html)
服ではなくブランドを作りたかったと言う松井さんは、「シャツが欲しいのではなく、Siseのシャツが欲しい」と言えるブランド作りを目指していているそうです。
コレクション
2018-19年秋冬
(出典:https://www.fashion-press.net/news/38504)
シーズンテーマは映画「ムーンライト」。グラフィック、グラデーションが特徴的なカラーリングが目立ちました。また、上質な素材を用いて、ブランドのコンセプトでもある中性さを表現していました。
2018年春夏
(出典:https://www.fashion-press.net/collections/8116)
シーズンテーマは、「理由なき反抗(Rebel Without a Cause)」。「反抗」を表現したストリートウェアを提案していました。ダメージ加工や荒っぽいデザインに上質な素材を用いることで、上品な仕上がりになっていました。
2017-18年秋冬
(出典:https://www.fashion-press.net/news/29148)
シーズンテーマは「ヒーロー2」。2013-14年秋冬シーズンに発表された、歌手のエミネムをヒーロー像にしたコレクション「ヒーロー」の2章ということで発表されました。