CHALAYAN(チャラヤン)の経歴・歴史
ブランドの概要
1995年にキプロス出身のフセイン・チャラヤン(Hussein Chalayan)が設立したファッションブランド。
1999年、2000年にブリティッシュ・デザイナーオブジイヤーを受賞しました。
2000年にスポンサーが倒産しましたが、イタリアのジボ・コー社の資金協力を得て立て直しました。
2012年にブランド名を「HUSSEIN CHALAYAN」から「CHALAYAN」に変更されました。
2010年春夏シーズンから「プーマ」とのコラボレーション「アーバン モビリティー(urban mobility)」を発表。
(https://www.racked.com/2011/9/12/7751373/heres-the-lookbook-for-hussein-chalayans-just-launched-chalayan-grey)
2012年、セカンドライン「グレイレーベル(Grey Label)」をローンチ。
デザイナーの経歴
フセイン・チャラヤン(Hussein Chalayan)は1970年、キプロスのニコシア生まれ。トルコ系キプロス人の両親のもとに生まれました。
12歳で両親が離婚し、父に引き取られ、イギリスに渡りました。
リーミントン・スパにある大学の基礎コースに進学し、そこで「肉の切り身をプリントした布」を思いつき、それが認められて、セントマーチンズに入学しました。
(http://4.bp.blogspot.com/)
セントマーチンズ卒業制作の「土中に埋められていた服」が注目を浴び、ロンドンのセレクトショップがコレクションを買い取りました。
「土中に埋められていた服」は、服を庭の土の中に埋め、それがどのように腐敗していくかを研究したものです。
1995年、ロンドンコレクションでデビュー。ロンドン・ファッションデザイン・アワード受賞。
1998年、三年間「セイ ニューヨーク(TSE New York)」のデザイナーに就任。
2008年に「プーマ(PUMA)」のクリエイティブディレクターに就任。
CHALAYAN(チャラヤン)の特徴・評判
(https://www.vogue.co.jp/popup_collection/hussein-chalayan/19ss-mens/runway#19)
ファッションという枠から大きく飛び出し、アート、建築、哲学、科学などの複数の領域にまたがり、実験的なコレクションを発表しつづけています。
(https://www.vogue.co.jp/popup_collection/hussein-chalayan/19aw-mens/runway#15)
南北に分断されたキプロスの国境地帯という特異な環境で生まれ育った経緯が、彼の作品に多大な影響を及ぼしていています。
デザイナーのアイデンティティが確立されていて、それがコレクションにとてもよく反映されています。
(https://www.vogue.co.jp/popup_collection/hussein-chalayan/18ss-mens/runway#12)
また、彼の作品は様々な素材使いやテクノロジーを駆使した斬新なものが多く、ファッションという領域に収まらず、アートな要素も組み込まれたものとなっています。
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